Recruit

可能な限り小さなチームで
可能な限り大きな仕事を

月虹製作には、誰にでもできる仕事はありません。そういった仕事をつくる気もありません。属人的な仕事のやり方や事業内容は様々なリスクを背負うことになるでしょう。ですが、わたしたちのように小さな会社(チーム)であっても、わたしたちの仕事を期待してくれる顧客がたくさんいます。

それは、社員一人ひとりが、小さなチームであることを言い訳にせず、小さなチームであることのメリットを最大限に活かし、小さな成功をひとつずつ積み重ね、あらゆる顧客の期待に応えてきた結果であると、自負しています。

これからの時代は組織ではなく「個人が活躍する時代」です。それでもわたしたちは月虹製作という組織形態で仕事をしていく必要があります。月虹製作は「この人がいなければいまの月虹製作はない」と感じることができる社員だけで構成しているからです。

社員それぞれの個性と活躍の集合体であること、そして、時代の変化、社員の生活や価値観の変化に対して、虹のように彩りを変えながら、進化し続ける組織を目指しています。

採用で大切にしていること

  • 会社を事実より大きく見せたりしない、嘘をつかない
  • 求職者の質問には社員のプライバシー以外のことはすべて回答する
  • その人柄に投資する

事務所は地味

常勤8名ということもあり、現状では一人ひとりに与えられているスペースが広いのですが、オシャレな事務所でもなく、ブログやスタッフページで掲載している社内の写真を見ていただくと分かる通り、とても地味な内装の事務所です。入居時にこだわったこともあり、男女のトイレはきちんと分かれてはいますが、IT系のキラキラした感じの会社ではないことだけは確かです。

デスクは広く、腰痛対策にハーマンミラー社の立派な椅子を購入したのですが、みんな姿勢が悪くてあまり意味をなしていません。引っ越しも検討しているのですが、なかなか物件探しが進んでいないという状態ですので、最低でもあと半年は今の事務所で働いていく予定です。

働いているときの様子

全員が同じ場所で一緒に仕事をしているので、誰かが笑ったり、大変そうであったりすることを場の空気として共有することになります。全員がひとつの話題で笑い合う場面がとても多いのと同時に、多少緊張感のある場面も共有することにもなります。かと言って全体の空気が重くなったり、暗くなったりするようなことはありません。

呼びかけられたことがわかる程度にイヤフォンをして作業をする社員も多いためか、各々が集中している瞬間はタイピングの音だけが鳴り響いていることもあります。和気あいあいとすることも多く、メリハリのある雰囲気だと感じています。

そして、月虹製作には気難しい人はいないので安心してください。誰にでも気軽に話しかけられ、相談できます。ぜひ「 staffページ 」を見てください。

会社行事について

会社としての行事はほとんどありません。定期的に全員で食事会をしている程度ですので、全員揃ってなにかをするときは特別なことですので毎回新鮮で、とても楽しいです。最近の食事会は焼き肉に偏っています。仕事初めの日に初詣へ行ったり、食事会などは意識的に頻度を高めるようにしましたが、それでも3ヶ月に1度程度です。

各社員も個々に食事に行ったりしていますが、社内で誕生日会やお祝いごとをしたり、社内研修としてどこかへでかけたりイベントがあったりといったことはほとんどありません。今後は少しずつでも、特に研修や社外での勉強会などをしていきたいと考えています。基本的に仕事とプライベートをきちんと分けています。

会議は少なく情報共有を多く

プロジェクト担当者の間での対話は業務上では日常的に行われていますが、情報共有は基本的にSlackで行い、打ち合わせや会議はその補完として位置づけています。つまり、重要な議題がある場合にのみミーティングをしているので3〜4人が集まって会議をするという場面はとても少ないほうだと思います。

その代わり、社内で呼びかければすぐに打ち合わせが始まる、という柔軟なルールにしています。

  • 定例儀式化された打ち合わせをしない
  • 解決しなければならない議題に対して会議は必要か
  • 同じ議論を何度もしていないか

決して会議をする時間を無駄だとは考えておらず、「非常に重要なもの」と位置づけていることで普段一緒に仕事をしている仲間とも良い意味での緊張感を持って議論ができると考えていますし、「対話は必要な時に必要なだけ」という考えを大切にしています。ですので社内の打ち合わせがカレンダーに表示されることはありません。

また、週に一度全体会議として、わたしから売上や業績、直近の予定、時事ネタをからめた話を30分程度している程度で、それも必要であればするだけで毎週必ず行うようなものはありません。しない週のほうが多いくらいです。ですが、業績などは数値を含めてオープンにしていますので、自分がしている仕事の金額は当然のことながら、会社がどのような損益、財務状況にあるのかなども事実上「筒抜け」です。クローズドな会議が少ないぶん、社員同士で開発や社内環境についての議論や会話は多く、全員参加型の議論に発展することが多いオープンな文化が自然に生まれています。

仕事のやり方にこだわらない

仕事の進め方を個々人の裁量に任せているということもあり、仕事に対する時間配分やその人のペースを大事にしています。ですので仕事の会話をするためにはまず話し相手の状況を気遣うことからはじまります。

なにかひとつの仕事をはじめるまでに細かくルールを設定していないことから、仕事の内容にあわせてどのように進めていくか、担当者同士で話し合いをして決めていきます。デザインを先行して作るときもあれば、デザインを起こすことも、仕事の受注前にシステム開発をしてしまうこともあります。総務事務は予算のなかで自身の裁量で備品を購入したり、誰も知らないうちに社内環境を整備したりします。

月虹製作には方法や経験の積み重ねはあっても同じ仕事の繰り返しが決してありません。Webの受託開発において同じ顧客が全く同じ仕事を依頼されることはまずありません。その仕事の内容や性質において、誰がどのように仕事をしていくのがベストであるかをよく考えながら進めていくことで、我々が作り出すもののクオリティを向上させています。

仕事のやり方にこだわらず、それぞれが与えられ、期待された役割をきちんと果たすことが最高のチームワークと考えています。

残業に対する取り組み

事務職は基本的に残業はありません。製作人員も平常期(約9ヶ月間)に残業はほとんどありませんが、1分単位で残業手当を支給しているので完璧に0ということが難しいです。タイムカードを押したタイミングが1分でも定時を過ぎていれば残業代を支給しているからです。昼休憩を除く8時間以上を働いたら残業となりますので、17:55分にチャイムがなったら18:00を待たずにタイムカードを押してもらうようにしています。

繁忙期は年に3ヶ月ほど冬と夏にありますが、デザイナーは月8時間まで、エンジニアは月12時間までなど一人ずつ月内の残業時間の上限を決めています。繁忙期に限って一人あたり月10時間〜20時間以内と考えてください。ただ、毎日1時間ずつ残業をするというやり方ではなく、今日は2時間、明日は定時という感じでメリハリをつけて稼働してもらっています。ですので、業務上必要な残業については何時までに終了できるか、きちんと報告をしてもらい、管理しています。自宅に持ち帰って黙って稼働することは厳禁です。

残業の有無は、その時々で発生した業務に対する本人のスキルやスピードによって変動するものですが、過去のデータから平常期において「事務職は月に1時間以上、製作人員は8時間以上の残業をすることはない」です。
実質全員が0という月もありました。残業時間=割増賃金というコスト意識を強く持つよう社員が取り組み、無駄な残業をさせないように全員が取り組んでいます。

有給休暇について

有給休暇はとりやすいので消化率も高いです。1時間単位などで有給を消化することができるので午前中2時間だけ歯医者に行く、区役所に行く、なども可能です。前日に言ってくれれば面倒な申請も必要ありませんし、急用も常識的な範囲であればその日、その時の申告で結構です。

その他、慶弔休暇や子の看護休暇なども有給として付与しています。

昇給頻度と年収、賞与について

年に4回給与査定し、昇給する場合は1度の昇給につき最低5000円〜1万円、多い人で2万円〜3万円昇給しています。給与査定を含め年に4度、きちんとしたかたちで面談をするのは会社も社員も大変なのですが、結果をだした人をすぐに評価してあげられるため今後も続けたいと考えています。

賞与は決算時の業績賞与としています。もちろんどのような雇用形態の方でも、事務職も、製作部の人員と同じように査定しています。業績は決しては悪くはないのですが、現状では寸志ほどの賞与と考えてください。その代わり、貢献度やお任せする業務によって昇給スピードを上げやすい予算管理をしています。ですので基本的に年収は、基本給与×12ヶ月で考えてください。

就業規則について

たまにイレギュラーがあっても柔軟に対応できるようにしています。たとえば午前中どうしても用事ができてしまったという場合は有給を消化せず、その日だけフレックスにして遅番として管理するなど、可能な限り個人の事情に寄り添うようにしています。

法令遵守意識が高く、曖昧な部分は全て従業員よりのルール、管理をしています。遅刻などに対する罰則やペナルティがないぶん、全社員それに甘えずにしっかりと就業規則を守ってくれています。定時始業と終業を心がけながらも、柔軟にルールを設定し、とにかく一緒に働く仲間を気づかえる働き方を目指しています。

副業もきちんと届出をしてくれれば原則許可しています。(職種や内容によりますので希望があればご相談ください)

リモートワークについては一部例外的に認めており稼働実績もありますが、こればかりは「人と場合による」としか言いようがなく、それが部分的なものであっても全社的にOKとはできないのが実情です。その時の個人事情や進めている業務の状況、あるいは天候などで判断していますので現状では気軽にできるというものではありません。このように、入社してすぐリモートを中心に働きたいという方を受け入れる体制はまだできていない状態ですが、将来的には全社的にもっと自由な働き方ができるよう、少しずつ整備しているところです。

もともと月虹製作は、全面的な在宅勤務に対しては否定的な考え方をしていました。これまでも部分的には活用しましたが、あくまで例外であり、合理的な理由(大雪、暴風雨、交通機関のトラブルなど)がない限りは基本的に出社をして働くことを大切にしてきました。2020年2月から、新型コロナウイルス感染予防対策として全社で在宅勤務を実施し、緊急事態宣言が解除された6月頃から徐々に数名の出社をはじめました。2021年8月現在も、全面的に在宅勤務を行い、総務事務が週1〜2日出社をして社内の衛生管理や庶務を行ってくれています。今後、感染状況や動向を監視しながら、再び出社中心へと切り替えていく予定です。

全社的な在宅勤務においても、月虹製作は出社時と変わらず仕事をすることができます。感染予防という名目以外での在宅勤務においても「在宅勤務による会社と社員にとってのメリットとデメリット」について全社員が認識し、必要なときに必要なだけ在宅勤務、あるいはそのときに必要な環境を作り、柔軟な働き方ができるよう心がけています。だからこそ、わたしたちは事務所内でのコミュニケーションを大切にし、基本的に同じ時間帯、同じ空間で仕事ができることに感謝しています。

選考方法

特に決まったフローはありませんが、これまでは以下のようなステップで選考しています。

  • フォームからエントリー
  • メールのやり取りを経て面談のお願い
  • 面談
  • 必要な場合再度メールのやり取り
  • 必要な場合は再度面談
  • 採用〜入社

このような考えに共感をしてくれた、あるいはもっと話を聞いてみたい、興味がある、という場合は、ぜひ応募フォームからエントリーしてください。
社員一同、お待ちしております!

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