総務経理の町村です。
2月に入りまだまだ寒い日が続いています。来週からようやく最高気温がプラスになりそうですね!長い冬の終わりが見えてきて嬉しいです。
総務経理の町村です。
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年次有給休暇取得の義務化の運用について考える
春が来ると言えば、4月から働き方改革関連法案が施行されますね。弊社で特に関係がするのが「年次有給休暇取得の義務化」です。有休休暇が5日以上ある労働者について、そのうち5日の取得が企業に義務付けられます。その5日には、時間休は含めることが出来ず、カウントできるのは半日以上の消化だそうです。極端な例として1時間の時間休を多用し、付与分全てを消化してしまうと、企業側はその労働者に別途5日の消化をさせる必要があると言うことです。なのでしっかりと管理をして、確実に消化してもらわないといけないですね!病欠や通院、旅行や個人事情などで平常に消化が可能日数とはいえ、法律が施行される以上はきちんとルール化して徹底したいと考えています。
弊社がいま考えている方法は
・月に1回は半日以上の有休を取ってもらうようにする。
・付与から半年以上経っても5日以上の消化が見込めない場合は会社側からある程度の時季指定をさせてもらう。
などあまり社員に負担がない方法を考えています。夏季冬季休業に連結するなどの運用方法がモデルとして提示されていますのでそれも参考にしていきたいです。ただ弊社は、毎月の残業時間や有休消化数を全員で共有しているので、5日分の消化状況を分かりやすく見える化し、チェックポイントを定めて残数確認を行い、消化促しを行うという運用が一番現実的かもしれません。
月虹製作の有給取得方法&子の看護休暇
弊社の現在の有給休暇の運用状況ですが、基本的には付与された有休は1年以内に全て消化してもらうようにしています。お陰様で日々忙しくさせていただいており、なかなかうまく消化が進まない社員もおりますが、少し余裕がある時期にまとめて消化してもらったりと対応中です。特に、最近は当たり前になってきたのかもしれませんが、弊社の有給は時間単位で消化可能ですので、わたしは子供の幼稚園関連の行事や、通院、病気の時の看護など、効率的に使うことが出来ています。とてもとてもありがたいです。
また、子供の通院や看護に関することは「子の看護休暇」で消化することで、目的により使い分けながら活用しています。
この「子の看護休暇」や「介護休暇」は、国では半日以上からの取得を推奨しており、無給/有給は企業の判断に委ねられています。
この看護休暇に関しても弊社では1時間単位での取得が可能であり、有給で対応しています。法を上回る措置ということですね。
月虹製作の場合は、これといった申請方法も理由報告も必要なく、利用しているSlackというチャットツールで連絡をしてもらっています。業務に支障がないことをそれぞれしっかり判断し、「明日有休でお休みをいただきます」とか、「今日時間休を2時間使って16時で帰宅します」とか、そういうライトな感じで連絡をしていただいています。例えば急に朝用事が出来た場合でも、「諸用があるので1時間時間休を使って10時に出勤します」とSlackで連絡をもらえればOKです。私は各社員のSlack上の連絡を有休管理簿で記録をしつつ、勤怠システムにも入力しています。ですので、現代的且つ非常に有休が取りやすい環境ですし、取りづらいという雰囲気を感じたことがないです。IT企業として文書(紙)文化を減らす努力をするのも当然のことかなと思います。
世の中では、有休の取得がしづらいという話もよく耳にします。1週間前までに上司に届け出ること、とか、取得理由の報告義務はないのに、申請画面に「取得理由」の欄があったりとか。周りが取れてないのに自分だけ取るのは気が引けるであるとか。
有給は社員の権利ですが、法律や就業規則だけではなく、周囲のサポートがなくては決して成り立たない制度ですし、取りやすい環境づくりを会社から社員に促したり、働く仲間たちで意識し合うことも大切だと思います。
個人的な思いとして、たまに自分のためだけに有休を使いたいなーと思いつつも、幼稚園の行事などでどんどん有休が減ってしまっている町村ですが、1日くらいはなんとか死守してゆっくり休みたいなと妄想を膨らませています。(温泉とか、ちょっと贅沢な外食とか、プチ遠出とか・・・・)
次回は働き方改革②として、労働時間について書く予定です!