安形です。書き続けている日記から抜粋しようにも内容があまりにもひどいのでやはりいちから書き始めています。
昨年の12月に39歳になりました。これまではあまり自分の年齢を強く意識したことがなかったのですが、「今年で40代」となるとどうしても意識せざるを得ません。80歳まで生きることができたらちょうど半分を生きたことになり、そして残りの40年を生きるスピードはこれまでよりもっと早いのでしょうね。
とても幸運で本当に感謝しなければいけないこととして、これまでは自分の体調や健康にあまり気を使わなくてもよい生活を送ることができていました。基本的に不摂生な生活を送り、好きなものを好きな時に好きなだけ食べることは、わたしにとってストレスのない生活を送る上で必須のことでした。しかし、たしか36歳を過ぎた頃から、たくさん歩いたわけでもないのにふくらはぎが痛んだり、深夜にラーメンを食べた次の日には顔がむくんでいるように感じ始めたのです。なにより2年前から車で通勤するようになってからの腰痛や肩こりは深刻化しました。
不定期ではあるものの食事に気をつけたり軽い運動をしたりしてなんとかベルトの上にお腹が乗ることだけはなんとか避けてきたわけですが、ここ1年はちょっとやそっとのことでは体重が戻らなくなり「いよいよ今年で40代」を実感しつつあるのです。
そう考えてみれば、現状の私の身体や生活にかかっている経費(食事)に対して売上(消費カロリー)を求めている状態なのですから当然慢性的な赤字経営。このままではどんどん太る一方です。
そんな時、昨年末に本屋をぶらついていたらこの本に出会いました。
わたしは本に関しては小説か実用書だけで、ビジネス書や自己啓発の類はほとんど読んでこなかったのですが、ふと目にした瞬間のインパクトと、「すべて筋トレですべて解決する」と言い切ってしまう妙な説得力に促され、いつの間にか手にとってレジに向かっていたのでした。これまでどんなビジネス書をつまみ読んでも自分にはいまいちしっくりくることがなく、購入して読むようなことはなかったのですが、この本は著者のツイッターから引用されていることもあり、とにかくすべてがシンプルに効果や結果を極端に言い切っていて、本当に面白く読む(というか楽しむ?)ことができました。著者の伝えたいことは明快で、その内容からなぜだか底抜けの明るさが伝わってきます。だから読んでいると元気になり、そして笑ってしまいます。
ということで、今年から週3日を目標にしてジムに通っています。これまで通おうと思っていても実行できなかったのですが、できない理由はもう考えず、とにかく実行です。情けないことに20代からこれまで約20年間、筋トレや有酸素運動をここまで集中して行ったのはこれが初めてかもしれません。今のところ週3回のペース、できれば4回通うという目標でなんとか継続しています。すでに数年ジムでトレーニングを続けている伊藤と嘉藤田にいろいろとアドバイスをもらいながらやっているのですが、これが本当にしんどい・・・・。しかしトレーニング後の爽快感や心地よい疲労感は、なににも代えがたいものがあります。
そして、この本に書かれているように、トレーニングによって自分の身体以外の問題や課題が解決されると嬉しいです。
なにしろ最強のソリューションなのですから。