安形です。車のラジエーターが壊れ、ラーメン屋で外国人旅行客に絡まれ、髪は伸びる一方ですが元気です。
物事を自分の思う正しい方向へ導くというのは、木を見て森も見る、そこを流れる小川のせせらぎに耳を傾ける心のゆとりも必要であるのだと思うのですが、残念ながらわたしの目は2つしかないし、耳も2つ。瞬間的にそれらを同時にやれるような超能力を持ち合わせていないのが現実です。短期的な目標を達成し、第二期を無事に?迎え、新しい社員も入社したことで、取り組みべきことや課題は多くなる一方ですが、目についたものからやっていくという自分なりの不細工なスタイルで、なんとかがんばっております。
弊社にお越しいただいたお客様に「本当に静かですねぇ」とご意見をいただくことが多いです。(わたしがいないときに限りますけれどね)社員同士で話すことと言ったらもちろん仕事のことばかりで、みんな本当にクソ真面目です。だから、たまにわたしが全員を巻き込むかたちで無駄話をし始めると、そこで初めてその人のプライベートな事情を知ることになり、驚いたり、笑ったりします。どの会社でもそんな日常風景があるのでしょうね。弊社はそれがちょっと少ないのかなぁと気になっていたこともあるのですが、無駄話をしていないだけで、議論は盛んでコミュニケーションも適度にとれていることから、今はこれでいいか、と思うようになりました。また、社内でのコミュニケーションは業務を通しても、その場で会話をしなくても、堅いメールをしなくてもできるのでしょうね。一見静かな森なのですが、森に足を踏み入れれば木々の葉擦れがざわざわと、という感じですかね。
帰り際に思いついたことを置き手紙しておいたのですが、翌日に自分のデスクに返信が置いてあって、社内文通も面白いなぁと感じた秋の夕暮れでした。