総務事務、募集に至った経緯について
※総務事務の募集は8月を持って終了させていただきました。沢山のご応募ありがとうございました。※
総務経理の町村です。
今回、月虹製作で総務事務の募集させていただきますが、その背景を現在、総務事務/経理を担当している私から書かせていただきます。
私は2018年5月に月虹製作に入社し、まだ幼稚園に通っている息子を育てながらフルタイムで勤務をしておりました。
実際に働いてみると子供が小さいこともあり思ったよりも休みが必要でした。入社半年後からつく有給休暇や、子の看護休暇(有給)を使いながら子供の病気や通院、幼稚園の行事に対応したり、勤務時間を通常の9時18時から、8時半17時半に変えてもらいながら、夜子供と過ごす時間を少しでも増やしてもらいました。
すると、有休や子の看護休暇は5ヶ月ほどで使ってしまい、それでも休みは必要だったので欠勤せざるを得ない状況が続きました。急な早退やお休みも何度もありました。ですが、会社全体が理解してくれている雰囲気はずっと変わらず、半日のリモート等も提案していただいて試したりと、非常にありがたかったです。(実際今この記事も、リモートで書いています。)
子育てをしながらフルタイムで働く母にとっては非常にありがたい働き方だと思いました。ですが、まだまだ小さい子供にとって母親という存在は、おそらく幾らあっても足りないくらい必要なものであるため、人格形成に大切な幼少期において、私の中でも徐々に生活の中心を子育てにシフトチェンジしたいという想いが強くなってきました。(プラス体力面でも厳しかった部分もあります。)代表の安形からは、常日頃から子育てのことや家族のことなどで何かあったら相談してくれと言われていましたので、今回の私の心境の変化に関しても正直にお話をしました。
単純に出社日数を減らしてもらうことなども考慮しましたが、そうなると総務が不在の時間が増えることによって製作人員への負担の増加が想像できますし、そういった形は私自身の責任感などの感情が許しません。
そんな中で安形から、今までの業務の中から経理業務だけを切り離して出社自由のフルリモートでやらないか?と言う提案をいただきました。そうすれば、子育てに支障がない範囲内で自分のペースで今までの業務の一部をそのまま継続して行うことができるのではないかということでした。新しく常駐の総務事務を雇用するため、私が不在による製作人員への負担については気にすることなく、会社の経営において重要である経理の部分を引き続き任せていただけるというのは、私にとっては願っても無いありがたいお話だったことと、会社にとっても経理業務をまた一から任せられる人を探す所から始めるよりもメリットが大きいため、快諾させていただきました。
前回の総務経理の求人で、唯一の経理未経験者だった私を、シングルマザーという部分も踏まえた上で採用してもらい、経理を一から教えてもらいながら、子育てに関わる休みも多い中で色々と理解していただき、どうすればもっと働きやすくなるかということを常に考えてもらっていました。その中で、子育てに重点を置きたいという私のわがままに対しても新しい働き方を提案していただきました。信頼していただけているからこそ、任せてもらえた業務だと思いますので、真面目に誠実に仕事をコツコツ頑張ってきてよかったなと思っています。
そのような背景から、今後は違った形で会社に貢献できるように私自身頑張りたいと思いますし、新しく入社する総務の方とも協力しながら、より一層働きやすい会社を作っていけるように縁の下の力持ちになれればと思っています。総務の仕事は多岐に渡りますが、一番重要なのは、「製作人員が働きやすい環境を整えること」です。月虹製作は小さな会社ですので、総務は現在一人しかいませんが、ルーチンワークや与えられた仕事だけをこなしていると、いつの間にか社内の小さな物事や問題が積み上がります。
常に改善意識を持ち課題解決のために物事を先回りし考えて実行できる方、周りの状況を汲み取り気がつける方、そして何より明るく楽しく仕事が出来る方であれば問題なく業務を遂行できると思います。簡単なように見えてなかなか難しいことかもしれませんが、全ては「人を思いやる気持ち」を持って仕事が出来るかどうかかなと思います。
入社して数週間は私がしっかりと業務を引き継ぎますのでご安心ください。ある程度業務を理解していただけたら、少しずつ私の出社は減っていくと思いますが、何かあればSlackというチャットもありますし、週に1回程度は出社しますので、何でも聞いていただきながら独り立ちしていただければと思っています。新しい総務の方の入社を楽しみにしています。ご応募お待ちしています!