CTOの浅川です。
FBに書いたら、意外にいいねがついたので、調子に乗ってブログにも書いておきます。
Adobe CS6は、公式には、Mountain Lion(10.8)までしか動作保証はされていません。
この手の、動作保証とかサポートという言い方は、そうじゃないバージョンでは、動かないって事を言ってるわけじゃない(逆は真じゃない)のが困り者です。
実際には、java6を入れれば、Yosemite(10.10)でも動作します。
なので、Sierraでもjava6を、入れれば動作するはずなんですが、
Sierraでは、java6のサポートがされてないのです。
ところがギッチョン(古〜)
なんと!、AdobeのCSシリーズは、java6を使ってないという情報を得ました。
ようするに、Adobeのバグです。
java6を使ってもいないのに、起動時にjava6の存在をチェックしてるんです。
しかも、そのチェックが稚拙で、せめてjavaのAPIの存在をチェックしているなら、最新のjavaが入っていればOKだったはずなのに,java6がインストールされていたら存在するはずのディレクトリを確認してるんです。
想像ですが、CS2は、javaで動作してました、なので、javaの存在を起動時に確認しないと死にます。その確認処理がはいったまま、CS3をつくってバージョンアップしていたのでしょう。
なので、
/System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk /System/Library/Java/Support/Deploy.bundle
この2つの、ディレクトリがあれば動作します。
ただ、El Captan以降では、セキュリティが強化されていて、このディレクトリを管理者でも作成ができません。(Yosemiteまでは大丈夫)
修復モードで起動して、ごにゅごにょする必要があります。やり方は、上のリンク先をみてください。わかりやすく書いてあります。
記事によれば、CS3,4,5,6のいずれも、Sierraで動作するそうです。
(わたしは、YosemiteでのCS6の動作しか確認はしていません。)
ちなみに、javaといっても、java scriptの事じゃないですよ。
また、CS6自体のバージョンは最新にしてください。